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お酒を飲むと老ける?お酒を飲んでアンチエイジングする方法

お酒を飲んでアンチエイジング!?

酒は百薬の長、とはよくいったもので、アルコールは昔から、滋養にいいと治療薬としても用いられてきています。

しかしながら、飲みすぎた日の翌朝、全身むくんでいたり、胃が悪くなったりした経験がある方もいらっしゃるでしょうし、「飲みすぎて最近太ってきた」という声もそれはそれでよく聞きます。

美容とアルコールは、決して一緒に語られることのない真逆の関係のように思われがち・・・ですが実は、アルコールも飲み方によっては、アンチエイジングに最高のツールになることをご存じでしょうか?

 

アルコールのデメリット

とはいえ、お酒を大量に飲みすぎるのは、アンチエイジングには大敵です。

お酒を飲みすぎた場合のアンチエイジングへの影響を見てみましょう。

 

1).脱水症状
アルコールには利尿作用があり、頻繁な排尿を促すことで体内の水分量を低下させます。

肌には水分を保持して潤いと弾力性を保つヒアルロン酸が含まれていますが、体内の水分量の低下に伴いヒアルロン酸量も減少し、むくみや乾燥、皮膚の薄い顔や首や手などにシワができる原因となってしまいます。

 
2).肌のサビである「活性酸素

お酒を飲みすぎると、肌の老化の原因「活性酸素」が増えてしまいます。

アルコールは肝臓で分解されますが、その際に大量の酸素を消費し、活性酸素を発生させます。肝臓を飲酒によって過度に働かせると、活性酸素が発生します。

活性酸素が発生した結果、皮膚細胞が酸化してメラニン色素を誘発してシミができたり、皮脂が酸化してニキビが悪化する原因にも。さらに、肌の真皮層のコラーゲンなどが破壊され、シワ、たるみなど老化肌を引き起こすのです。

 

【3】肌のコゲとよばれる「糖化」

糖化とは、余分な糖がたんぱく質と結びつき、たんぱく質を変性、劣化させていくこと。具体的には、糖化が進行していくプロセスで生成されるAGEが、老化を促進させることが明らかになっています。

このAGE、アルコールが分解される過程で生まれるアセトアルデヒドが体内のたんぱく質と結合することで、AGEがどんどん生まれてしまうのです。

どういった種類のお酒がアンチエイジングにとって良いのか

アンチエイジングということであれば、一番のオススメは「赤ワイン」。赤ワインに含まれるポリフェノールが、健康美には欠かせない有効成分だからです。

 

赤ワインのポリフェノールは、活性酸素を除去して、動脈硬化や心疾患の予防、白内障などをはじめとした加齢性疾患の予防効果があります。

また、体の老化の原因でもある活性酸素を除去することで、肌細胞が受けるダメージが減少して、美肌効果もバッチリ。

 

さらに、おつまみにも気を遣うことでアンチエイジング効果がアップ!

例えばピーナッツや落花生にはアルコールで不足しやすくなるビタミンB1が豊富に含まれています。

特に落花生には、血行を良くしてくれるビタミンEも豊富に含まれ、くすみ予防やムクミ予防にも有効です。

食物繊維も多く含まれ、腸内をキレイにしてくれる働きが期待できます。

ビタミンB1を多く含むものは、ハムや牛肉など。これらは比較的外食でもとりやすい食品なので、積極的に選んでみてはいかがでしょう?

 

あとは、大豆製品。大豆は、豊富にタンパク質を含み、コラーゲンを作って美肌効果もある他、大豆に含まれる大豆イソフラボンは、コレステロールを低下させたり血行をよくする作用もあります。

また大豆イソフラボンは、「美人ホルモン」とも呼ばれるエストロゲンという女性ホルモンに似た働きをして、メリハリのある体つくりの材料となります。